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賃貸マンション退去時にかかる原状回復費用!本当に必要な負担額とは?

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賃貸マンションやアパートに

住んでいて、

退去する時に

いつも問題となる、

退去に伴う

 

「原状回復問題」

 

どこまでを貸主が負担して、

どこまでが借主負担かが

いつも問題のタネとなります。

 

今回は

通常に住んでいた場合における

退去時の原状回復による

補修費用の考え方について

事例をもとに

ご紹介いたします。

 

何か少しでもお役に立てれば

幸いです。(^-^)

 


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1 問題

 

 

【Q】

 

貸主Aさんと借主Bさん

との間にて賃貸マンションの

賃貸借契約を締結しました。

 

契約書には、

原状回復について、

「通常損耗の補修費用は

賃借人の負担とする。」

旨の特約事項が記載

されていました。

 

月日が流れ、賃借人のBさん

が退去する事となりました。

 

退去時の確認時に、

経年劣化による

畳、クロスの変色などが

確認されました。

 

そこで、賃貸人Aさんは、

特約条項に基づき、

これらの補修費用を

賃借人Bさんの負担であるとし、

敷金から差し引いて

賃借人Bさんに

返金しました。

 

ところが、賃借人Bさんは

本件特約条項は無効である

と主張し、敷金の満額を

返金するように賃貸人Aさんに

求めました。

 

さて、ここで問題です。

 

今回の原状回復において、

費用負担は、

賃貸人Aさん、賃借人Bさん

どちらの負担になるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

2 回答

 

 

 

 

【A】

 

本件のような通常損耗による

劣化、損耗における補修費用は、

賃貸人Aさんの負担となります。

 

 

【理由】

 

まず、賃借人は

賃貸借契約が終了し、

退去する時、

部屋を当初借りた時の

状態に戻してから

返還する義務があります。

(原状回復義務)

 

 

その義務の通りにいくと、

本件の劣化、損耗に

ついて修繕にかかった費用は、

賃借人のBさん

の負担となります。

 

しかしながら、

普通に生活をしていた

為に発生した、

通常損耗については、

原状回復義務が

及ばないと考えられています。

 

 

またこの事は、

改正民法でも

同じ旨の規定が

新設されております。

 

 

【国土交通省のガイドライン】

 

 

国土交通省が発行する、

原状回復における

ガイドラインでは、

賃借人が負担する

「原状回復義務」

の範囲は、

「賃借人の居住、

使用により発生した

建物価値の減少のうち、

 

賃借人の、

故意、

過失、

善管注意義務違反、

 

その他の通常の使用を超える

ような使用による

損耗、毀損を復旧する事。」

とされています。

 

【通常の損耗についての見解】

 

つまり、わざと壊したり、

汚したり、

通常考えられない

破損等がない限り、

普通に生活していて

劣化したものについては、

賃借人が復旧費用を

負担する必要なない。

とされています。

 

 

通常に発生する

劣化や損耗については、

賃貸借契約の本質上、

当然に予定されている

事とされており、

賃貸人は、知ったうえで、

それらの修繕等にかかる

費用も考慮して、

家賃等の費用の金額を

設定するものとされております。

 


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【結論】

 

したがって、

賃貸人Aさんが

請求できるのは、

賃借人Bさんが

壁や天井や柱などに

故意や過失により

生じた傷や破損個所に

おける補修費用であり、

 

通常に生活する上で

劣化した、

畳、クロス等の

劣化における補修費用は、

通常損耗にあたる為、

その補修費用は

賃貸人Aさんの負担に

なる事が原則です。

 

よって、

契約書の特約条項に、

「通常損耗の補修費用は

賃借人の負担とする。」

 

との文言が記載されていても、

特約は無効となる場合が

非常に多いです。

 

ただ、喫煙者の方、

気を付けてください。

 

喫煙者からすると、

タバコを吸う行為は

通常の使用かもしれませんが、

壁、クロスへのヤニ汚れや

匂いの付着は、

通常の使用による損耗を

超えると判断される場合が多く、

補修費用の負担を請求される

場合もあります。

 

 

→国土交通省 原状回復ガイドライン詳細はこちら

 

 

3 用語説明

 

 

①「通常損耗」

 

通常損耗とは、

賃借人が通常の使用

を行った場合に生じる

損耗(劣化、価値の減少)

の事をいいます。

 

例えば、

壁にあいた画びょうの穴、

家具の設置跡、

畳の日焼け、

冷蔵庫裏の電気焼け

等です。

 

 

②「原状回復義務の範囲」

原状回復義務の範囲は、

「賃借人の居住、

使用により発生した

建物価値の減少のうち、

 

賃借人の故意、過失、

善良なる管理者の注意義務

(善管注意義務)

違反、その他通常の

使用を超えるような

使用による、損耗、毀損

を復旧する事。」

 

 

4 まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、

通常に住んでいた場合における

退去時の原状回復による

補修費用の考え方について

事例をもとに

ご紹介致しました。

 

色々と退去にともなう

問題はありますが、

 

結局は、

借りたものは

綺麗に返す。

来た時よりも美しく。

 

こういった、

日本人としての

美しさをもって

対応すれば

基本的には問題は

おこりません。

 

結局は何かしら

不具合が生じ、

その不具合を隠そうと

するから問題がおこります。

 

不具合を起こしたら

ちゃんと弁償し、

そして綺麗に返す。

 

原理原則に従って

生きていきましょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

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